東京自由民主人權之聲

Voice of Freedom Democracy Human in Tokyo

 2022年12月4日下午,王丹在日本明治大学发表题为《中国将向何处去》的演讲,东京大学教授阿古智子参加了演讲会,并将演讲内容记录整理。以下内容引用自阿古教授的脸书。

東京大学教授 阿古智子(照片來自網絡)

12月4日 王丹さん講演会@明治大学。

仕事を抱えながら参加してしまったため、記録は不完全ですが(不正確なところもあるかも)、耳に残った部分のみメモしておきます。

今の共産党は利益共同体。理想を持っている組織ではない。

国際的・国内的な情勢を考慮しても非常に大きな挑戦に直面しており、とんでもない大きな波が来ている。

習近平は9月に開かれた上海協力機構の会合で、旧共産圏で発生した民主化運動「カラー革命」が外国勢力の扇動によって引き起こされることがないよう、加盟国は協力する必要があると訴えている。協力を呼びかける会議で、習近平一人がカラー革命に対抗しなければならないと主張する。

白紙革命を見れば習近平の状況判断は正しかったと言えるかもしれないが 、では、どうして彼らは自らの安全の問題を考えるのか 。

政治的な危機があると思うのか。

中国党内の派閥論や陰謀論に関心を持つ必要はない。

中国共産党が直面する危機について考えればいい。

国家安全委員会のトップが政法委員会のトップになった。これは、習近平が国家安全を重視している証拠。

市民社会を解体し、共産党への反抗は個人レベルのものに抑えようとしている。

毛沢東のようになりたい習近平。

しかし、習近平の後に誰がつくか。必ず権力闘争が起こる 。

中国共産党には他の政党と同じく内部に政治的野心を持つ人が存在。

習近平の間違いは、周りを忠誠を持つ人で固めれば盤石だと考えたこと。

スターリンのゴマをすっていた人は、 スターリンがなくなるとその勢力を一掃した。

毛沢東が一番信用していたのは中央警備局のトップを務めていた汪東興。

一番忠誠を使っているように見えて、毛沢東が死ぬと彼が中央警備局の人を率いて江青を逮捕した。

一番信用してはならないのはゴマをする人だが、習近平の周辺はそのような人ばかり。

89年、街頭活動を展開したのは、勇気を持っていたからではなく、自由な時代で危険がどこに潜んでいるのか分からなかったから。

20万の軍隊がいると聞いても、まさか自分たちを襲ってくるとは思わなかった。

当時の私たちの勇気は無知に由来していた。知識がないのではなく、共産党の本質を理解していなかったということ。

軍隊を動員し、活動を鎮圧するとは思っても見なかった。

33年経って、80年代以降に生まれた人は中国共産党があらゆる手段を使って活動を鎮圧するだろうということを知っている。

この世代の人たちは私たちの世代の人たちよりセンシティブ。

白紙革命は明確なリーダーがいない。脱中心化している。

2019年の香港の抗議活動の経験を吸収した結果でもある。Be Water

インターネットが天安門事件当時はなかった。動員する時は自転車で大学に行かなければならなかった。

若者たちは党、国、人々を別々の概念で捉えており、問題の原因がどこにあるかもわかっていた。ただそれを言わなかっただけ。

西側のシンクタンクは中国に関して予測をしていたが、全て間違っていた。不確実性の時代。

躺平(寝そべり族)はその前兆になっていた。

中国の若者は諦めるんだなと思っていたが、今の活動を見ると、若者は活力を持って動き出している。

諦めが続くわけがない、若者の失業率が20%を超えているし、将来の生活が不安だろう。

「我々は最後の世代」という言い方もあった。

コロナ対策で防護服を着た人に連行されようとした若者が発した言葉。

もう子供は作らない。悲惨なことは子供に体験させないという思い。

これも中国の若者を象徴している。

ねそべりだけでなく、将来に対する絶望感を表している。

絶望は単独に存在するのではなく、希望と絡んで存在する。

絶望と希望は繋がっている。

中国の人々が現実に対して完全に絶望して初めて、新しい希望が生まれる。

希望が少しでもあれば、中国人は変わろうとしない。

習近平は「総加速師」とも呼ばれる。共産党の一党独裁を終わらせる人。

潤(Run)で中国人は外に逃れようとしている。

今は個人の財産さえ守れないから。海外に行こうとする気持ちはわかる。

歴史的に見ると、大規模な海外への逃亡は中国の発展や民主化にとって不利。

清王朝の末期に辛亥革命がおこったのは海外に留学した人たちが中国に戻って、社会の変革を起こしたから。

理性的に教育を受けたエリート集団が大量に海外に逃げるのは中国にとっていいはずがない。

個人レベルで海外に行くことを悪いと批判しているわけではないが、客観的に中国の将来を考えればおそらく悪影響。

中国の人々が恐怖に打ち勝つこと。

それが今後中国が動くかどうかのポイントになる。

By fdc64jp