東京自由民主人權之聲

Voice of Freedom Democracy Human in Tokyo

2023年10月4日の午前、中国元の人権弁護士盧思位氏の兄さんより奥さんの張春暁氏へ電話をかけました。兄さんは「只今、盧思位氏は四川省の新都留置所にいます。留置所は衣類・薬等を差し入れてくれたと言われた」と伝えました。

不法出国の場合には、中国及びラオスの法律より、盧氏は強制送還対象外ですが、この結果として、「何時に中国に送還れ、どのような容疑で拘束されたのか」等不明点は有ります。


中国四川省出身で人権派の元弁護士である盧思位氏(50歳、男性)は、中国本土の反体制派や香港の社会活動家の弁護を数多く手がけてきました。成都で「8964(天安門事件)」記念酒事件を担当し、12人の香港人の「密輸事件」を弁護し、「国家権力転覆扇動事件」では余文成、王蔵、覃永沛、陳家鴻各氏の弁護を担当しました。

2023年7月28日、盧氏は在米の家族と合流するためにタイから米国行きの飛行機に乗る予定でしたが、途中のラオスにてタイ行きの列車に乗ろうとしたところ、ラオス警察に逮捕された。

中華人民共和国の刑法の規定によれば、中国国境を越えて密出国した盧氏の行為は犯罪を構成するものではなく、さらに言えば、「犯罪の引渡しは、両締約国の法律の下で犯罪を構成し、1年以上の禁固刑またはこれより重い刑罰で処罰される行為でなければならない」とされており、中華人民共和国とラオス人民民主共和国との間の犯罪人引渡しに関する条約の規定に従い、盧氏はラオス人民民主共和国政府によって中国に引き渡されることはない。

By fdc64jp