東京自由民主人權之聲

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劉暁波とは何者か――八九・六四天安門事件36周年記念

1989年中国民主化運動が始まると、劉暁波は米国での研究生活を切り上げ、中国での運動に身を投じ、学生・市民との討論を続けた。同年6月4日に民主化運動が鎮圧された「天安門事件」後、劉は反革命罪で投獄され、のちに釈放されても中国国内にとどまり、度重なる投獄などの弾圧下においても、民主や人権について訴え続けた。

劉は2008年に民主化と人権尊重を訴える「08憲章」の起草者の一人となったが、それを理由に投獄された。獄中にあるままで2010年にノーベル平和賞を受賞するも、そのまま投獄は続き、2017年7月13日、自由になることなく逝去した。

天安門事件36周年を迎えるにあたり、1989年中国民主化運動やその後の中国民主化・人権運動に大きな影響を与えた劉暁波の業績を振り返り、その遺志をどう引き継ぎ発展させていくか、考えたい。

日時:2025年6月3日(火曜日)16:00~18:00 ※15:00入館証を配布、15:30入場

場所:衆議院第一議員会館 地下一階大会議室

東京都千代田区永田町2丁目2-1

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衆議院第一議員会館へのアクセス

・「国会議事堂前」 丸ノ内線 千代田線1番出口  徒歩3分

・「永田町」 有楽町線 南北線 半蔵門線1番出口 徒歩5分

・「溜池山王」 南北線 銀座線5番出口 徒歩8分

司会:井出慶太郎、王進忠

言語:日本語

 

基調講演「劉暁波の思想と行動」

講師:及川淳子(おいかわ じゅんこ)

中央大学文学部教授。専門は、現代中国社会、政治社会思想。

日本大学大学院総合社会情報研究科博士後期課程修了。博士(総合社会文化)。主な著書に『現代中国の言論空間と政治文化』(御茶の水書房、2012年)。主な共訳著書に『劉暁波と中国民主化のゆくえ』(花伝社、2011年)、『六四と一九八九』(白水社、2019年)、『「08憲章」で学ぶ教養中国語』(集広舎、2019年)ほか。近年は、六四・天安門事件について演劇や音楽などの芸術分野からの研究も進めている。

 

主催:「八九・六四天安門事件36周年記念―劉暁波とは何者か」実行委員会

構成団体:アムネスティ・インターナショナル日本 中国チーム、独立中文筆会、アジアと中国の民主化フォーラム、対話中国日本支部、中国民主団結連盟、民主中国陣線

問合せ:王進忠 電話090-2179-9812; E-mail wjzjp1@gmail.com


※他の詳細内容は追加・更新中

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